安心相談室
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一般歯科
- 定期検診はどれくらいの間隔でうけたらいいですか?
- 一般的に、半年に1度、最低でも1年に1度の定期検診をお勧めします。歯周病が進行した人や、プラークコントロールが自分で十分にできない人の場合は、1~3ヶ月に1度の検診をお勧めします。その際虫歯になっていないか、歯石は着いていないか、かみ合わせのチェック等多くのことを行います。また、レントゲンを撮影することで、表面からだけでは分からない、歯と歯の間にできたむし歯や、詰め物の下にできたむし歯等を見つけます。また歯周病に関しては歯を支えている骨の状態などを確認することもあります。むし歯は怖いので必ず取りましょう。
- 親知らずは抜いたほうがいいですか
- 歯並びも良く、むし歯もなければ抜く必要はないと思います。しかし、何度も親知らずの周りの歯肉が腫れたり、歯並びが悪くなり始めたり、むし歯になり奥のほうで治療が困難な場合等の時は、抜くことをお勧めします。要するに親知らずのはえ方の状態によります。
- 入れ歯が気持ち悪く又よく噛めません。
- 入れ歯の悩みはしている人にしかわかりません。改善策は必ずありますから歯科医師に些細な事でも訴えてください。
- バネが目立たない義歯があると聞きましたが?
- 金属製のバネのついていない、ナイロン系の素材でつくられた義歯があります。従来の義歯と比較して弾力性に優れており、残った歯を包み込むことで義歯を固定するため、安定感もよく、歯に対する負担も少なくてすみます。また、厚さも従来の義歯に比べ薄く、違和感が少ないようです。ただ保険適用外です。
- 口臭が気になっています。
- 口臭の原因はむし歯や歯周病など、90%が口腔内に原因があるといわれています。口腔内の細菌が、食べかすなどを分解し、臭いを発生させます。よってその治療が必要です。むし歯や歯周病がない場合は、歯磨きを十分に行い、歯垢・歯石を除去し、口腔内を清潔にすることが効果的です。糖尿病や胃炎などの口腔以外が原因となっていることもあるので、口腔内の原因を除去しても口臭が改善されない場合、内科への受診をお勧めすることもあります。
- 妊娠中(授乳中)ですが、レントゲン撮影、麻酔、薬の内服は大丈夫ですか?
- レントゲン撮影はできるだけさけるべきですが、妊娠4ヶ月以降の安定期にプロテクター(防護衣)を使用すれば、大丈夫です。麻酔については、通常の歯科治療で使用する局所麻酔は問題ありません。薬の内服については、妊娠8週以上は、胎児奇形の発生に影響するので避けたほうがいいでしょう。必要があれば、安全性の高い抗生物質や、鎮痛剤を使用しますので、ご安心ください。
- 電動歯ブラシと、普通の歯ブラシとの違いを教えてください。
- 1番の違いは振動数です。歯磨きをするとき、毛先のあたった部分しか、プラーク(歯垢)はとることができません。手磨きであれば、同じ場所を15~20回毛先をあてて磨いていかないといけません。そうすると、お口全体で10~20分かかってしまいます。これに対し、電動歯ブラシは、1分間に数千~数万回の振動をおこなうため、歯をみがくのに時間短縮できます。ただし、毛先のあて方など、正しい使い方をしなければ十分な効果を得ることはできませんので、ご注意ください。
- 知覚過敏ってなんですか?
- むし歯など病的な原因がないのに、冷たいものがしみる状態です。歯肉がさがり根の部分が露出する事で起こります。歯の根の部分は象牙質と呼ばれ、象牙細管というストローのような管が集まってできており、その管をつたって、刺激を神経に伝えてしまいます。しかしこのような刺激に対して、防御反応が生じ、徐々にしみなくなってくることが多いですが、症状がひどい場合は、露出した象牙質をコーティングすることで刺激を伝えにくくする方法があります。
小児歯科
- フッ素は歯によいのですか?どのくらいの頻度で塗布したらよいのでしょうか?
- フッ素は、虫歯予防に効果があります。歯の表面を強化し、虫歯になりにくくなります。また、初期虫歯(穴があいていない虫歯)では、カルシウムが抜けて歯の表面が弱くなりますが、フッ素は再石灰化(失われたカルシウムをもとにもどす)を促進します。歯や歯みがきの状態にもよりますが、3~4ヶ月に1回のフッ素塗布で効果があります。
- 指しゃぶりをしていますが、歯並びに影響しますか?やめさせたほうがいいですか?
- 3歳くらいまでの指しゃぶりであれば、永久歯の歯並びへの影響は少なく、子供の発達にとって意味があるとされていますので、やめさせる必要がありません。4歳になってもやめられない場合には、歯並びに影響してきますのでやめさせるように努力する必要があります。両親、兄弟に対する欲求不満など、子供の精神的ストレスが原因でおこることが多いと言われています。強くしかったりするのは逆効果です。自分からやめたいと思わせるように家族で盛り上げていくことが良いと思います。なるべく指や手をたくさん使う遊びを教え、夜は手をつないで寝てあげましょう。指しゃぶりをやっていないときにはほめてあげましょう。
- 歯磨きをさせてくれないのですが?
- 1~2歳のお子さんは、なかなか歯磨きをするのはまだ難しいかもしれません。歯ブラシが無理なら、ガーゼや綿棒を使ってふいてあげてください。また、お母さんの膝に寝かせた状態で行うと上手にできることがあります。無理やりにするのではなく、遊ぶ感覚で、楽しくしてみてください。
- 下の前歯が内側(舌側)に生えてきましたが大丈夫でしょうか?
- 下の歯は、よく、内側からはえてきます。乳歯がぬけずに残っている場合は、乳歯を抜歯したほうがいいでしょう。内側からはえてきても、歯は移動します。歯科医師に相談され、経過を見ましょう。
- 上の前歯が外側に向かって生えてきて、真ん中がすいているのですが、大丈夫ですか?
- 上の前歯は、外側にむかってはえてくることがよくあります。横の歯が永久歯にはえかわるとともに、自然と隙間がとじていくことが多いので、歯科医師に相談され、経過を見ましょう。
- 舌足らずな喋り方がなかなかなおらないんですが?
- 舌小帯という舌の下に着いているひだ状のものの形態がその原因となっていることがあります。必要であれば、舌小帯を切除する手術をする事もあります。
- 子供の歯が白くにごっているのですが、虫歯でしょうか?
- 歯の表面に穴があいているわけではなく白く濁っているだけであれば、初期虫歯とよばれる状態です。歯の表面のカルシウムが抜けて白く濁って見えているだけなので、歯を削って詰めるといった治療をする必要はありません。ただし、カルシウムが抜けて歯が弱くなっているため、フッ素を塗って歯を強化し、虫歯になりにくくしていきます。
口腔外科
- 痛みに弱くて治療受けるのが怖いのですが・・
- 当院では、疾患や症状により治療法を分類し適切な処置を行う方針です。
歯周病治療では内服薬やうがい薬での治療で十分な場合もございます。
麻酔処置など、表面麻酔から段階に分けて行うなどなるべく痛くない治療を心がけております。
ですが、痛みや不快感などの感じ方は患者様お1人お1人違いますので、先ずはカウンセリングにより、患者様ときちんと治療計画を立て、患者様に合った治療を行うといった事を心がけております。
ご相談から、お気軽にお申し付け下さい。 - 歯科口腔外科とはどのような診療科ですか?
- 口腔外科とは、口腔、顎、顔面ならびにその隣接組織に現れる先天性および後天性疾患を診断、治療する診療科です。
この領域には歯が原因のものから、癌までさまざまな病気があります。
また交通事故やスポーツなどの外傷や顎変形症、唾液腺疾患などに加え、口腔粘膜の疾患や神経性疾患、口臭症などの内科的疾患も含まれます。
この領域の疾患により正常な咀嚼機能、構音機能が障害をきたし、また審美的障害までも生じます。治療を行うことにより失われた機能や形態の回復、症状の緩和を行うことを目的としています。 - 親知らずの抜歯をしたいのですが・・・
- ご安心ください、当院では歯科口腔外科専門医が治療を行います。
深く骨に埋まっていて抜歯困難・顎骨の中の太い血管や神経に近い親知らずでも、口腔外科医であれば抜歯可能な場合があります。
大きな医療機関に比べ、お待たせする事もございませんので、お気軽にご相談ください。 - 顎関節症の具体的な症状を教えて下さい。
- 顎の関節が鳴る、口が大きく開かない、顎が痛いなどの症状があります。
また、関節の異常により顔のゆがみなどにも影響を及ぼすこともあります。
気になる場合はお早めにお近くのかかりつけ医にご相談されることをお勧めします。
審美歯科
- ホワイトニングについて教えてください
- ホワイトニングには2種類の治療法があります。1つは、歯科医院の診療室で歯の表面に漂白剤を塗布して漂白する方法で、1日2~3回の漂白をおこない、短期間で漂白できますが奥歯の漂白はできません。費用は1本につき3000円です。もう1つは、歯型にあわせたトレーを作り、自宅でトレーに漂白剤を注入し、1日1回2時間ほど装着し、2週間行います。費用は片顎につき3万円です。漂白中は、カレー、コーヒー、タバコなど、色素沈着の原因になるものを控えてもらいます。漂白による影響としては知覚過敏や歯肉炎がおこることがあります。また、漂白は永久的なものではなく後戻りすることもあります。
- 前歯に被せる白い歯で、保険適用内と保険適用外との違いを教えてください。
- 保険適用と適用外との違いは、使用している材料の違いです。保険のきく冠の白い部分は、硬質レジンとよばれる合成樹脂(プラスチック)です。色は、歯の色にあわせ作ることができますが、長い年月たつと、変色していきます。それに対し、保険のきかない冠の白い部分は、ポーセレンとよばれるセラミック(陶材)です、これは非常に硬く、何年たっても変色の心配はありませんし色もきれいです。
- 矯正をしないでさし歯などでで歯並びを変えられますか?
- 歯を削ってきれいにする場合もあります。
- 歯肉がメラニンで黒いのですが取れますか?
- レーザーである程度は取れます。
スポーツ歯科
- スポーツ歯科って何ですか?
- かみ合わせが全身に及ぼす影響が研究されるにつれて、スポーツ外傷への対応ばかりでなく、選手生命を維持する咀嚼力を変えることで、トレーニングに際しての瞬発力、維持力、そして集中力を高めることができ、メンタル面でも強化されることが解明されてきました。その研究や治療及び身体能力を高める科学を追及するのが、スポーツ歯科です。
- 既製(市販)のマウスピースとカスタムメイドで作ったものとでは、どう違いますか?
- 既製のものは、外傷予防効果が低く、正しいかみあわせができないため、顎関節をいためることがあります。歯科医院で個人個人の歯並びにあったものを作ることをお勧めします。
- マウスピースはどんなスポーツに有効ですか?
- 装着が義務つけられているスポーツ ボクシング、アメリカンフットボール、ラグビー(関東医歯薬リーグ)、女子ラクロス、インラインホッケー(20 歳以下)、空手(流派による)、キックボクシング など装着が推奨されているスポーツ野球、バスケットボール、アイスホッケー、ハンドボール、スキー、柔道、水球、レスリング、サッカー、すもう など。
- マウスピースの効果は?
- 歯、顎関節の保護・口腔周囲(唇、頬)の裂傷、顎部の骨折、脳震盪などの予防さらに安心感の増大という大きな効果があり、アグレッシブなプレー、ファインプレーへとつながります。
インプラント
- インプラントとはどのような物ですか?また費用や期間はどれくらいかかりますか?
- インプラントは一言でいえば人工の歯です。費用は1本につき30万になります。インプラント埋入して骨と結合するまでに3~4ヶ月、その後歯をたてるのに1~2ヶ月かかります。
- インプラントはどのくらいもちますか?
- 90%以上の方が10年以上使われています。長持ちさせるためには、術後のメインテナンスが重要です。
- インプラントの手術はいたくないですか?
- 手術中は、麻酔が効いていますので、心配ありません。しかし、術後2~3日位は少し痛みがでますが、その後、徐々にひいてきます。。
- だれでもインプラントはできますか?
- 術前に模型とレントゲン写真により、インプラントができるかどうかを診査します。診査の結果、インプラントを埋めるほどの十分な骨の厚みがない場合には特別に骨を作る手術をします。 インプラントは純チタンでできています。チタンは生体親和性が高く、金属アレルギーの方も、チタンでアレルギーがでることはほとんどありません。
全身疾患(糖尿病、高血圧、心疾患、出血傾向など)がある方でも、十分に管理されていればインプラントを行うことはできます。ただし重篤な場合は、行えません。